不思議な巨石の遺跡で名を知られるペルーのオリヤンタンタイボのそばにはひなびた小さな村があり、観光客で賑わっている。
その村の民家の壁に写真のようなペンキ書きのサインを見かけた。何だろうと思っていたら、これが選挙の宣伝ポスターとのこと。真中のFEREYROSという文宇が候補者の名前で、右下の数字が候補者ナンバー。親指を立てた図のマスが投票欄でバツ印が支持を表すようだ。頭の「Avancemos」は「前進しよう」とか「ともに歩もう」という意味だそうだ。それにしてもこんなペンキ書きをして選挙が終ったらどうしようというのだろう。尤もこの表示は大分以前に書かれたもののようだ。かんぐれば、政治に熱い国のこと。直ぐに政権がひっくり返るから何度でも役に立つということか。
ところで、私の著書「世界サイン紀行」で台湾の選挙ポスターを取り上げ、写真の顔を陳水扁氏と書いたところ、実は対立候補であった全戦氏であるとの指摘を読者からいただいた。当時の新聞で確認したところ正にご指摘通りで、これには参った。
他国の政治に関して知ったかぶりをすることは禁物である。ましてそのことで書き記すことは難しい。ホームページなどは選挙期間中なら選拳妨害にもなりかねない。以後注意することを肝に銘じた。
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