カトマンズの手合わせサイン
ネパールの首都カトマンズはどこも人と車で溢れ返っていた。商店も活気に満ちていて町全体がエネルギーに満ちている。
そんな街並みをウオッチングしていたら喫茶店のガラスドアに両手を合わせたイラストが描かれているのを見かけた。その後洋品店でもみつけた。ウェルカムの文字が上に添えられているところを見ると歓迎の印しなのだろう。来客に対する感謝の意味もあるだろう。両手首の腕輪に民族色がうかがえる。指先のマニキュアといい、こんな時の女性の手は絵になる。ほかの国でこんなマークは見かけたことが無い。
そういえば、日本では帽子を取ってお辞儀をしているサインがある。あれは工事中のサインでご迷惑をお許しくださいという意味で使われている。しかし店舗では使われない。手合わせマークはこの国独特でネパール商人の奥ゆかしさを感じ取った。
考えてみれば、両手を合わせるという動作は人類共通の感謝と祈りの所作ではなかろうか。仏教でもキリスト教でも祈りの再には手を合わせる。ネパールはヒンズー教の勢力が強いが、お寺で見ていたらやはり手を合わせて祈っていた。
でも、例外もある。イスラム経ではアラーの神にささげるお祈りで両手を上げたり下げたりしている。
(2003年1月)
これは洋品店だが手合わせ
マークはよく似ている
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