シリア、ヨルダンのアルコール事情が心配だったが、宿泊ホテルとレストランの大部分はビールとワインを置いていた。ヨルダンのマダバという町に宿泊したとき、夕食には間があるのでビールでも、と思い店を探した。酒屋はあるわけも無いが、おいていそうな飲食店で聞いてもビールは無かった。やはり、アルコールは一般にははばかれる存在なのだ。
アラブ諸国は中東と言われるようにヨーロッパとアジアの中間だが、人種の表情は彫が深くヨーロッパ的、町並みの表情は混沌としてアジアに近く思われる。
店頭のサインは以前、アラビア語だけで、何を商っているのかさっぱり分からなかったが、この国も今はコンピュータグラフィックのシートサインが普及していてバックに描かれた絵柄や写真で何屋さんかすぐ分かる。
ただし、表現がいかにもアラブ的。細かい文字を書き連ねたものが多く、バックに絵柄が入るから、色盲の検査表を見るようにごちゃごちゃして見難い。アラブはアラビア文様で空間を埋め尽くす文化を持つが、サインもそんな嗜好の表れか。
日本ではサインを目立たせたい故に文字をやたらに大きく書きたがり、結果として読みづらくしているきらいがある。どっちもどっちというところか。
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