デリーの街に出ていきなりで出会ったがこのゴミ箱。中央に何か面白そうなイラストがあると思って近づいてみれば骸骨。しかも何かに腰掛けてほほ杖ついているポーズは「考える骸骨」ではないか。
ゴミ箱に骸骨とはデリー市の行政当局も結構しゃれたことをするではないかと思ったが、このマークはその後市の案内板にも橋の欄干にも見つけた。それもそのはず、これはれっきとした市のエンブレムだった。市庁舎の立派な会議場正面にも威儀を正した(?)このマークが掲げられていて、ちょっと場違いな印象を受けた。
現地ガイド氏の説明では昔この地に住んでいた将軍が双子の兄弟に毒殺され、墓を掘り起こして真相が判明したとのことだったが、それがどうして骸骨のエンブレムになったのか、肝心のところが分からない。
それはともかく、このポーズはロダンの「考える人」にそっくり。ロダンがこのエンブレムにヒントを得たわけでもなかろうが、古くは日本にも中宮寺の半華思惟像なる弥勒菩薩がいらっしゃる。人は考えるときはこんなポーズをとりたくなるものらしい。
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