地域の異業種交流グループの会で広州の郊外に進出している双眼鏡メーカーを視察に行ってきた。OEM生産が大部分ではあるが、中高級機の世界シェアー80%を占める元気な会社で大変興味深かった。
帰りがけ、思いがけない史跡を見学した。アヘン戦争の端緒となり、林則徐が大量のアヘンを焼いた歴史的場所である。
視察と観光に疲れたその日の夕刻、ガイド嬢が「足裏マッサージにでも案内しましようか」と勧める。広州でも今これが大盛況とのことで希望者を募ったところ全員が手を上げた。
案内された部屋はわれわれ十二人を全員収容してちょうど満杯になった。それぞれに二人の若い女性がかかり切りでお互いにペチヤクチヤと賑やかなことこの上ない。1時間15分かけて、足裏だけではなく全身を揉みほぐしてくれた。料金は3千円と日本並だが体がウソのように軽くなった。
終った後、迎えのバスを待つ間、店頭のネオンサインを観察した。雲をあしらったデザインが孫悟空の世界を思わせ、いかにも中国的。中国では文字をチャンネルに収めることをしないからネオンとネオンの色が滲んだように混ざり合い美しい。そういえば、こんな感じのネオンを昔、日本でもよく見かけたように思う。
(2000年 11月)
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