ペンギンは氷の地域だけに生息する動物とおもっていたら暖かいオーストラリアにもいるという。リトルペンギンという種類で、オウムほどの大きさしかない。
メルボルンにほど近いフイリップ島で夜間、海から巣に戻るリトルペンギンを見物した。
日が沈み、あたりが薄暗くなった頃、一羽、二羽と、白い波打ち際からピョコンと姿を現した。でも、なかなか歩き出さない。五,六羽そろった頃、じっとあたりを警戒しつつおもむろに歩き出す。よちよちと足取りがおぼつかず、ときどき立ち止まる。身を隠すもののない辺りの安全をしっかりと確認しているのだ。
そんな一団が後から後からと続き、まるでパレードでもしているようなのだ。やっと背の低い潅木の茂みにたどり着いてもねぐらはまだ遠い。すぐ近くで見るペンギンは本当に愛らしい。
ときどき、群れにはぐれたペンギンが一羽でうろうろしている。そんなペンギンが駐車場にも迷い込むようで、注意を呼びかけるサインが随所に掲げられていた。ここはカメラの持込が厳しく禁止されており、これはバスの中からのワンショット。
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