アブダビとドバイの間は約150キロの距離。その間の砂漠の道は、果たして車の走行に支障なかろうか、途中でエンコしたらどうしょうか、とか心配しつつも、一応レンタカーを借りてドライブする予定で、国際免許を用意して行った。
現地に着いてからもそのことで思案したが、ちょうどいい日本人ガイドが見つかったので、結局その人に運転込みで頼んでしまった。
何の事はない。二つの都市はアメリカも顔負けするくらい立派な、5車線もある高速道路で結ばれていた。夜間、走行車もまばらなのに道路は1基に8ツも水銀灯の付いた街灯で昼間のように明るく照らされていた。これも石油という金のなる木の賜物だろう。
途中ドライブインで一息入れたが、ガラス張りの立派な店舗は人影もまばら。ADNOC OASISの店名サインに目が行った。こちらのサインは全て英語とアラビア文字が併記させている。オアシスらしい椰子の木と水に囲まれたアラビア文字はどう見ても波間を漕ぎいく船団そのもの。
私には街で見かけるサイン文字に常にこの船団のイメージが感じられた。砂漠の国の民があこがれるのは水と湖であり、文字にもその思いがにじみ出たのだろうか。
(2002年 1月)
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| 本物の船がこのファサードの装飾にもなっているが、サインのアラビア文字も三艘の舟のよう。 左の舟の真中に人が座っているように見えませんか。 |
英語(左)もアラビア文宇もデザインしてあるが、このアラビア文宇はまた大荒れの海のよう。 |
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クリークに浮かぶ船の船体に取り付けられていたサイン文字。 中央上のマークとあいまってこれも船団のように見えてしまう。 |
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